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導入事例

Nobi for Driverの定着成功事例!従業員と管理者の信頼を築く安全管理

会社名青木環境事業株式会社
業界産業廃棄物処理業
規模約100名

今回お話を伺った青木環境事業株式会社は、新潟県新潟市北区を拠点に、産業廃棄物の収集運搬・処分や下水道関連の調査・保守事業を展開する企業です。 今回は、安全管理に取り組んでいらっしゃる営業本部本部長の小林氏と営業本部業務課課長の静野氏から、サービスを導入いただいた経緯や導入後の変化などについて語っていただきました。

青木環境事業株式会社

点呼だけでは従業員の健康状態の把握が難しく、安全管理に限界を感じていた

—まず初めに、Nobi for Driverを導入した経緯を教えていただけますか?

団体主催のワークショップで、エンステムの山本さん(弊社代表)によるNobi for Driverの講演を聞いた事が、サービスを知るきっかけでした。私自身が安全管理をおこなう上で大事にしていることが「従業員本人が気づくこと」であり、Nobi for Driverならアラート※1を通じて、従業員本人が体調の変化や兆候に気が付くこともできるし、自分の問題として意識してもらえる点に魅力を感じました。また、管理も簡単といった点にも惹かれ、トライアルを経由し本導入に至りました。(小林氏)
※1アラート検知・通知機能

図:Nobi for Driverの特徴

—これまでの安全管理体制では課題が残っていたと伺っていますが、どういった課題だったのでしょうか。

課題としては、従業員への監督指導によりよい方法はないかと模索していたことが挙げられます。当社の従業員は100名程度おり、その中でも現場業務にあたる運転手や作業員は30名います。今までの点呼だけでは従業員の体調を十分に把握することが難しく、点呼で体調に問題がないと言われるとそれ以上は踏み込みにくいという問題がありました。そうすると、作業中に体調を崩す従業員に気が付くのが遅くなることがあり、どう改善しようかと悩んでいました。(小林氏)

—なるほど。点呼のときには調子が良かったが、後々に体調を崩すことはありますよね。

そうなんです。こうした課題を抱えていた中で、Nobi for Driverに出会ったことが大きな転機となりました。従業員が自覚する前に眠気などの兆候を検知し、従業員本人と管理者にアラートが通知されます。そのおかげで、データをもとにした従業員の体調を把握することが可能になりました。(小林氏)

従業員への声かけが増え、現場での安全への意識が高まった

—導入後の変化はありましたか?

これまでは、多少体調が悪くても『早く仕事を終わらせたい』という様な理由から、休憩を取らずに作業を続ける従業員が少なくありませんでした。Nobi for Driverを導入してからは、アラートが鳴ることで管理者や現場のリーダーが声をかけやすくなり、休憩の指示も出しやすくなりました。その結果、事故や体調不良の防止に役立っています。(小林氏)

—導入前に抱えていた課題について、具体的に教えていただけますか?

特に大きな課題だったのが、作業中の熱中症対策です。今までも、経口補水液をクーラーボックスに入れて現場に持っていくなどの対策は取っていましたが、暑い日には熱中症が原因で体調を崩してしまう作業員が頻発する状況でした。(静野氏)

—熱中症対策について、解決する糸口は見つかったのでしょうか。

Nobi for Driverの導入により、これまでよりも従業員に水分補給や休憩を指示する声かけがスムーズに行えるようになりました。特に、従業員の体の不調について、管理者側から気づいて声をかけやすくなったことが非常に大きいです。また、熱中症の兆候アラートが頻繁に出る従業員について発生時間や頻度をデータで把握できるようになり、事前の声かけや休憩指示が適切なタイミングで行えるようになりました。(静野氏)

図:Nobi for Driverの熱中症アラートについて 

成功のカギとなったのは、トライアルに現場リーダーから若手まで幅広く参加したこと

—従業員のスマートウォッチ着用率が高いですが、定着させるために実施したことなどはありますか?

朝礼などで導入意図を説明し、個別にも声かけを徹底しました。特に、導入の決め手となった「従業員本人が体調の変化に気が付き意識してもらえる点」を従業員に伝わるよう重点的に説明した事で、従業員のためのサービスと理解してもらえたのだと思います。
また、現場リーダーから若手メンバーまで幅広い世代の従業員にトライアル導入を実施したことで、スムーズな定着につながりました。現場のリーダーが積極的に使ってくれたため、他の従業員も前向きに受け入れてくれたのだと思います。(静野氏)

—管理者のお二人がどのように運用されているか教えてください。

業務中は、アラートが鳴っていない場合でも管理画面を定期的に確認する運用を徹底しています。緊急度の高いアラートが複数回検知された際には、従業員に電話で状況を確認しています。また、低いアラートであってもアラート頻度が高い従業員にはフィードバックを行うことで、日々の安全意識を高める工夫をしています。(静野氏)

図:Nobi for Driverの管理画面

これからもデータを活用し、更なる事故防止に努めていきたい

—今後の貴社の取り組みや、展望など教えていただけますか?

現在は月次レポートを活用し、アラートが多く発生している従業員の傾向を確認した上で、個別にフィードバックを行っています。今後活用していく上で、全従業員の個人データをより詳細に分析し、アラート発生場所や時間帯・環境要因などを細かく見ていくことでフィードバックを強化していきたいと思っています。(静野氏)
将来的には、こういった取り組みを通じて、従業員全体の安全意識をさらに向上させるとともに、会社全体としての安全管理の精度を高め、事故や体調不良の未然防止に一層努めていきたいと考えています。(小林氏)

—最後に、今後Nobi for Driverのサービスに期待する点などございましたら教えてください。

管理者だけでなく、従業員本人も自分の体調データやアラートが出る傾向を手軽に確認できる仕組みがあると、自身の健康管理への意識の向上につながるのではないでしょうか。(小林氏)

—本日は貴重なお話をありがとうございました。今後も、Nobi for Driverを通じて、安全で働きやすい職場づくりを全力でサポートさせていただきます!

青木環境事業株式会社様では、Nobi for Driverを活用することで従業員の体調管理を強化し、安全で働きやすい職場づくりを実現しています。今後もこの取り組みが、さらなる安全性の向上と現場環境の改善につながることを期待しています。

青木環境事業株式会社


URL:https://aokikankyo.com/
所在地:新潟県新潟市
業種:産業廃棄物処理業           
規模:100名程度
ご利用期間:6ヶ月間 / ご利用人数:31名(2024年現在)

取材にご協力いただいた方:営業本部     本部長 小林様
             営業本部業務課  課長  静野様